和精油と国産ナチュラルコスメの専門店 MUSE NEST[ミューズネスト] は、現在準備中です。

2022/03/14 10:40



旧暦の2月4日は、鹿児島県の霧島神宮でお田植え祭が行われます。

五穀豊穣を願って、
初めて稲を作った神様とされる「天津神の瓊々杵尊(ににぎのみこと)」をお祀りする
春の田の神祭りです。

冬の間山に住んでいた神様が里に降りてくることをお祝いし、
稲作を見守り、秋の収穫までの平安をお願いします。

田の神は、収穫が無事に終わると山に帰っていきます。
これを「神去来」と言うそうです。

実はアロマセラピーサロンでは、国産のキャリアオイルはあまり使用されていません。
ほとんど、海外産のホホバオイルやスイートアーモンドオイルが多いと思います。
それは、価格が比較的安定していて安いことや、
アロマセラピー専門店で精油とともに手に入りやすいなどが理由として考えられます。

国産の農作物で、ホホバやスイートアーモンドに代わるもの、というと
日本人の主食である「米」のオイルが存在します。
無農薬で育てられた稲の新鮮な米糠から作られるライスキャリアオイルです。

「米ぬか油?食用の油ならスーパーでも見たことがある」という方がいらっしゃるかとは思いますが、
食用の油は化粧品グレードとは異なりますので、肌に使用しないようにしてください。

米ぬかから採れる油は、
60トンの玄米から
6トンの米ぬかをとり
30kgのオイルができあがるという貴重なものです。

マカダミアナッツオイルに似てパルミチン酸を多く含むので、乳化作用に優れています。
また、Γーオリザノールという成分は美白作用が期待できますので
フェイシャルにとても相性のよいキャリアオイルです。



そのほかにも、日本で採れる農産物から
キャリアオイルが取れないかと探していますが、
有名なところでは椿油、柚子シードオイル、オリーブオイルなどがあります。

和精油を使ってトリートメントをする際は、
ぜひ国産のキャリアオイルを使ってトリートメントしてみてください。
国内経済の活性化につながります。


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MUSE NESTで定期的に開催している「yuica認定日本産精油アドバイザー資格取得講座」では
ライスキャリアオイルについても学びます。
講座を受講していただきますと、オンラインでライスキャリアオイルを注文していただけるようになりますので、
国産品でのアロマセラピーに興味がある方はぜひ受講してみてください。

生徒さんがたの感想で多いのは

「今まで日本産天然精油について知らなかったことが多くて驚いた」
「日本の森のことも学べるから面白い」
「アロマの初心者でも大丈夫で楽しかった」

など、嬉しいお声をいただいています。

スターティングコレクション付きと、テキストのみの2パターン。
開催時間は昼と夜の部があります。
開催日程についてはご希望に添えるかもしれませんので、
お気軽にお問合せください。